日本の伝統工芸・漆器 うるし工房 錦壽(山岸厚夫)
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山岸厚夫
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漆器作家・山岸厚夫
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漆器の素材について

木製と樹脂とに大きく分けれると思います

木製も木の種類が沢山ありますが、椀に使われているのに一番多いのは欅の木、次に桜、栃、この三種類です、重箱とか膳などにはホウの木、イチョウ、セン、最近ではシナベニアやMDF素材も多く使われるようになりました。

昔の膳や重箱は一枚板のみで作られていました。それは何年も何十年も自然乾燥された材料が沢山あり、ユックリズムでの生産ですので、変形になることも少なかったようです。

ところが高度成長期に漆器や木工品に大量受注があり、今までのじっくり乾燥させた材料はほとんど使ってしまい、今はその後に乾燥させているもので、どうしても変形しやすいのです。また最近の空調設備は非情な温度変化を漆器に与えてしまい、ご家庭でも、また百貨店などの店頭でも木製漆器にとって過酷な状況であります。

私のチャレンジ》

私は木は生きているのだから動く、変形するのが当たり前という考え方で、変形してもカッコイイ器は出来ないかと
デザインした盛鉢があります→ココをクリック(刷毛根来 尺0盛鉢)

ですから漆器業界としても変形しにくい材料をよく使うようになりました。シナベニアやMDF素材です。

MDF素材とは・・・. Medium Density Fibre boardの略。木材などの植物繊維をシート状に熱圧製板したもので、安定性に優れ、家具など広い範囲に利用されています。 つまり残り物のような材料から木材繊維を取り出し
加工して作られるもので再生木材の一種であり、地球の森林資源保護にも貢献している素材です。

木製品でも日本国内の木地と中国や韓国、台湾で作った木地があります。
その塗り加工でも、中国から木地のみを仕入、国内での塗り加工と中国で下地や中塗りで仕上げて、最終の塗りのみ国内でしたものもあります。見た目ではわからないので、ご質問したい場合は店頭またはメーカーに問い合わせるといいと思います。
でも、どういう木地でどういう仕上げかという技術の云々というよりは、販売店およびそれを作った製造元を信頼するか否かだと思うのです。
木地や下地は塗り重ねると表面では判断できません
結局のところ、漆器の見分けは人見分けにつきると思います。

樹脂にも色々あります

メラミン樹脂、フェノール樹脂、ABS樹脂、それに当社でもよく使っている木粉入りのメラミン樹脂とフェノール樹脂です。
この木粉入り樹脂は木の感触に少し近く、音も安っぽいプラスチックの感じではなく、ほどよい高級感があります。
この素地は木製漆器比べて水に強いので漆器入門の椀に使用したり、料理屋さんの器に良く使います。


商品に関する詳細や不明な点がございましたら、下記のお問い合せフォーム、又、電話で遠慮なくお問い合せくださいませ。メールアドレスは、yamagishi@urushi.comまで。

ネット販売   有限会社 錦壽    TEL 0778-65-3001 FAX 0778-65-2490

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